アップルCEO:トランプ大統領の対中通商政策を批判-4月の会合で

  • ドリーマーの法的地位問題の解決も大統領に要請した-クックCEO
  • アップル株は「割安」なため自社株買いの方針とクック氏

米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)はホワイトハウスで最近開かれた会合で、トランプ米大統領の対中通商政策を批判するとともに、幼少期に親に連れられて米国に不法入国した若者(ドリーマー)の法的地位の問題を解決するよう大統領に求めたことを明らかにした。

  クックCEOはブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、トランプ大統領へのメッセージは貿易の重要性のほか、二国間の協力が各国の単独行動よりいかに経済を押し上げるかに主眼を置いたものだと語った。

  米中関係が貿易戦争の様相を呈した4月下旬にクックCEOはトランプ大統領と会った。インタビューで同CEOは「関税は正しいアプローチではなかったと感じた。その理由を説明するため私はより分析的なことを大統領に示した」と語った。

  同CEOはまた「われわれはアップル株は割安と考えており、自社株買いも実施する」と述べた。急成長を遂げている自社のサービス事業にも言及し、ストリーミング配信サービス「アップル・ミュージック」の有料会員またはお試し期間のユーザーが5000万人を超えたことを明らかにした。先月時点では有料会員が4000万人超、無料体験中が800万人と説明していた。同CEOはアップルが動画や独自のテレビ番組・映画のストリーミング配信事業に一段と力を入れる方針を示唆したが、詳細は語らなかった。

原題:Apple CEO Says He Told Trump Tariffs Are Wrong Approach to China(抜粋)

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