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Photographer: Ashley Pon/

鴻海、1-3月純利益は市場予想に届かず-iPhone販売伸び悩み

  • 1-3月の純利益は241億台湾ドル、予想は279億台湾ドル
  • アップル決算は予想上回ったが、サービス収入によるところ大きい
Hon Hai Precision Industry Co. employees walk past the company's headquarters in the Tucheng district of New Taipei, Taiwan, on Wednesday, June 26, 2013.
Photographer: Ashley Pon/

電子機器受託生産を手掛ける鴻海精密工業の1-3月(第1四半期)の純利益は市場予想に届かなかった。最大顧客である米アップルの「iPhone(アイフォーン)X」販売が、控えめな市場予想に辛うじて一致する水準にとどまったことが響いた。

  14日の発表資料によると、1-3月の純利益は241億台湾ドル(約890億円)。アナリスト予想平均は279億台湾ドルだった。既に発表していた売上高は5.2%増の約1兆300億台湾ドル。

  鴻海の決算を受け、スマートフォンブームが終わりつつあるとの懸念が広がりそうだ。アップルの決算は予想を上回ったが、これはゲームやクラウドストレージなど付随したサービス収入によるところが大きく、鴻海や台湾積体電路製造(TSMC)などハードウエアのパートナーは恩恵を受けにくい。アイフォーンXが需要のスーパーサイクルを喚起すると見込まれていたが、鴻海などにより密接に関係する1-3月のアイフォーン販売台数は2.9%増にとどまった。

  鴻海は売上高の半分余りをアップルから稼いでいるが、スマホ市場が伸び悩む中、郭台銘(テリー・ゴウ)会長は単なる受託生産からの脱却手段を探っている。

原題:Hon Hai’s Profit Misses After Apple Barely Grew iPhone Sales(抜粋)

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