Photographer: Brent Lewin/

中国ハイテク企業株、上場後さえず-小米などユニコーンに不吉な前兆

  • この1年に上場したテクノロジー企業の3分の2がIPO価格下回る
  • 高いバリュエーションを事業で裏付けられなければ下落する-パン氏

この1年間に上場した中国の新興テクノロジー企業の株価がさえない。新規株式公開(IPO)を検討している多くのユニコーン企業にとっては不吉な前兆だ。

  ブルームバーグの集計データによれば、中国のスマートフォンメーカー小米や配車アプリを手掛ける滴滴出行は、アジアや米国でのIPOをにらむ23社以上の中国新興テクノロジー企業の一角だが、過去1年に上場を果たした銘柄の株価は良い兆しではない。

  ここ1年に上場したテクノロジー企業21社の3分の2がIPO価格を下回っており、株価は11日までに平均20%程度下げている。オンラインファイナンスのプラットフォーム、趣店拍拍貸はそれぞれ55%、48%値下がり。検索エンジンを手掛ける捜狗は27%下落している。

The Bad & Ugly

Chinese tech shares that've tanked since IPO

source: Bloomberg

  上場前のバリュエーションが桁外れに上昇した結果、中国で企業価値が少なくとも10億ドル(約1100億円)と評価された企業は164社に上ったが、市場では難題に直面している。

  UOBケイ・ヒアンの上海在勤アナリスト、ジュリア・パン氏は「こうした中国企業は必要となる資金を市場から調達するため、バリュエーションをできるだけ高めようとする向きが多い」と指摘。「昨年上場した銘柄が値下がりしているように、手掛ける事業でそれを裏付けられなければ下落することになる」と述べた。

原題:Struggling Chinese Tech Debuts Don’t Bode Well for Unicorn IPOs(抜粋)

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