MUFG:今期純利益目標8500億円-店舗削減など推進、中計

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は15日、今期(2019年3月期)の連結純利益目標を8500億円と発表した。市場予想を下回った。

  MUFGが開示した決算資料によると今期目標は、前期(18年3月期)実績比で14%減益となる。ブルームバーグが集計したアナリスト12人の予想平均は9777億円。平野信行社長は同日の会見で今期目標について、デジタル投資関連費用や、規制対応費用を織り込んだと指摘。その上で今期を「持続的な成長の軌道に復帰する再創造元年と位置付ける」と述べた。

  前期純利益はその前の期比6.8%増の9897億円だった。前期は海外の預貸金収益が堅調だった一方で、国内の預貸金収益や債券利息が減少した。政策保有株の売却は増加した。

  同社は決算と併せて、業務のデジタル化など11項目から成る中期経営計画を発表した。株主資本利益率(ROE)目標は2020年に7-8%、中長期的には9-10%とした。配当性向は40%を目指す。当初は規制対応や資源投入による経費増が見込まれるが、これらを海外ビジネスで打ち返し、2500億円程度の営業純益の上積みを狙う。店舗戦略については今後6年間で従来型窓口の店舗を半減、店舗数は2割減とする。

  また同社は、発行済み株式総数の0.76%、500億円を上限に自己株を取得する計画も明らかにした。取得する全自己株を7月20日に消却する予定。

(平野社長のコメントなど詳細情報を追加します.)
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