シマンテック、内部調査に関する詳細ほとんど提供せず-電話会議

コンピューターウイルス対策ソフトウエア会社シマンテックは14日、監査委員会が進める内部調査に関する詳細が通常取引終了後の電話会議で得られるとの期待感から、株価が急伸した。ただ、アナリストが待ち望んでいたような情報は、この会議ではほとんど出なかった。

  同社がこの会議で新たに明らかにしたのは、過去の決算についての会社発表と、役員報酬・株式取引の計画・「報復」など一部問題に関する同社の開示についての元従業員の主張が、この調査の焦点という点のみだった。

  シマンテックは発表文で、「調査は初期段階にあり、調査期間や結果は予測がつかない」としたほか、「現時点で当社は、これが過去の財務諸表に重大な悪影響を及ぼすとは見ていない」と述べた。

  シマンテック株は前週末の11日、内部調査の開示を受けて33%下落。14日には投資家会議開催予定の発表を好感し、通常取引を9.6%高で終了した。しかし同社は、この発表文の記載以外の調査関連の質問は受けないと電話会議の冒頭で述べ、幹部は事業に関する一般的な質問のみに答えた。株価は時間外取引で上昇、米東部時間午後6時30分現在では2.7%高となった。

原題:Symantec Reveals Little on Call to Discuss Investigation(抜粋)

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