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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

【NY外為】ドル高に転じる、逃避の買いや国債利回り上昇が支え

更新日時
A 2017 50 subject uncut sheet of $1 dollar notes bearing the name of U.S. Treasury Secretary Steven Mnuchin sits on display at the U.S. Bureau of Engraving and Printing in Washington, D.C., U.S., on Wednesday, Nov. 15, 2017.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

14日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。ブルームバーグのドル指数は朝方の一時0.2%安から切り返し、2営業日続伸。ユーロはドルに対し約1週間ぶり高値を付ける場面もあったが、投機目的の買い持ち高縮小を受けて上げを消した。

  ドルは主要10通貨の大半に対して上昇。アルゼンチン・ペソの最安値更新を受けた、中南米通貨不安を背景とする安全通貨への逃避目的の買いが入った。米10年債利回りの上昇もドル買いを促した。

  ニューヨーク時間午後4時55分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%高。ユーロは対ドルで0.1%下げて1ユーロ=1.1927ドル。ドルは対円で0.2%高の1ドル=109円64銭。

Reversal of Fortunes

  ドル指数はロス米商務長官の発言を受けて日中高値を更新した。中国との通商協議に先立ちロス長官は、中国は貿易でフェアプレーをしてこなかったとの見方を示したほか、欧州連合(EU)との間で6月1日までに合意がなければ鉄鋼・アルミニウム輸入関税を適用すると述べた。

欧州時間の取引

  一連の欧州中央銀行(ECB)当局者の発言やイタリアの政局にトレーダーの関心が移る中、ユーロが3営業日続伸。ECB政策委員会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、ユーロ圏の景気減速は一時的なもので、インフレは数カ月以内に加速すると述べた。これが材料視され、ユーロは1週間ぶり高値の1ユーロ=1.1990ドルを付けた。ビルロワドガロー氏は、ECBメンバーでは最もハト派的と目される。

原題:Dollar Rises for Second Day, Reversing Losses: Inside G-10(抜粋)
Dollar to Session Highs After Commerce Secretary Ross Speaks(抜粋)
Euro Advances as Italy Comes Close to Populist Govt: Inside G-10(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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