英EU離脱交渉、3月から「あまり進んでいない」-バルニエ氏が報告

ミシェル・バルニエ氏

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

英国の欧州連合(EU)離脱でEU側の首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏は14日、同国との協議について、行き詰まり状態が続いているとEU加盟各国政府に報告した。離脱協定を巡る紛争解決管轄権やアイルランド国境問題などで一致できていないと明らかにした。

  EU理事会の議長国を務めるブルガリアのザハリエバ副首相はバルニエ氏の報告を受けた後、ブリュッセルで記者団に対し、EU首脳が最後に会合を開いた3月以来「あまり進展がないと伝えられた」と発言。この先まだ複数の障害があると強調し、双方が合意を目指している10月まで「5カ月しかない」として今後数週間で英国側の「より集中的な関与」を求めた。

  ザハリエバ氏は一方で、メイ英首相が求めている特別な関税上の取り決めは拒否すると言明し、「英国が関税同盟の一部でありたいなら、関税同盟は現状と同じ形でなければならない」と語った。6月のEU首脳会議では前進が必要で、秩序立った英国の離脱は10月に合意できなければ時間的に不可能になると指摘した。

原題:Barnier Tells EU Governments ‘Not Much Progress’ in Brexit Talks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE