中国の劉副首相が米国に向け15日出発、貿易協議へ-関係者

  • 劉副首相の訪米には、鐘商務相らが同行と関係者
  • トランプ大統領は中国国家主席と協力と13日朝にツイート

中国の劉鶴副首相が貿易問題に関する米国側との協議のため、15日に米国に向けて出発する。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。米政府が制裁を発動した中国の通信機器メーカー、中興通訊(ZTE)を巡り、トランプ米大統領は中国側と協力していると13日にツイートした。

  経済問題で習近平・中国国家主席のトップアドバイザーを務める劉副首相の訪米には、鐘山商務相に加え、商務省と財政省、外務省の次官、中国人民銀行(中央銀行)の当局者が同行する。関係者の1人が語った。訪米日程は非公開だとして関係者2人は匿名を条件に話した。

劉副首相

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

  トランプ大統領は13日朝、制裁で主要事業が停止したZTEについて、「速やかに事業に戻る方策」を同社に示すため、習主席と協力しているとツイート。「米商務省に対処を指示している!」と書き込んだ。

  中国商務省にファクスでコメントを求めたが返答はなかった。国務院の報道室もファクスでの問い合わせに応じていない。

  米商務省は先に、ZTEとの取引を米企業に7年間禁止する新たな制裁を発動。イランなどへの違法輸出を巡る以前の制裁措置解除に絡んだ合意条件に同社が違反したとしている。

原題:China’s Economy Chief Flying to U.S. After Trump’s U-Turn on ZTE(抜粋)

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