ドイツ銀行CEO、アジア諸国からの撤退ないと行員に伝える-関係者

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  • アジアのいかなる国からも撤退する計画はないと行員に伝える
  • アジアでの「強さ」を維持すると投資家に約束

ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)はアジアの行員らに対し、同地域のいかなる国からも撤退する計画はないと伝えた。事情に詳しい関係者が明らかにした。同行は世界的に事業を見直している。

ゼービングCEO

写真家:Alex Kraus / Bloomberg

  ゼービングCEOはシンガポールでのタウンホールミーティングで語った。発言の内容は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べた。

  同CEOにとって今回のアジア訪問は就任後初。シンガポールでの別の投資家フォーラムでは、「アジアでの強さを保てなければ顧客にとって重要な銀行であることができない」と発言。「アジア事業が当行の世界的な成功の鍵を握っていることは疑いない」と言明した。

  ドイツ銀はここ数年、次々と危機に見舞われ、現在は全行的な人員削減を準備しているとの報道の中、ゼービングCEOは行員の士気向上に努めている。アジアでは純粋な現地業務とコーポレートファイナンス業務を縮小する方針を示しているが、CEOの今回の発言ではアジアに関する具体的な計画への言及はなかった。

  米国では人員の20%を削減する可能性があると事情に詳しい関係者が述べていた。

原題:Deutsche Bank CEO Said to Tell Asian Staff There’s No Exit Plans(抜粋)

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