Photographer: BRYAN R. SMITH/AFP

たやすくもうかる時代の終わりに備えよ-モルガンSが投資戦略示す

  • 今年はクレジット、利回り、株式が相次いで「天井打ち」か
  • 世界の株式はレンジ相場に-イコールウエートに保有縮小を
Photographer: BRYAN R. SMITH/AFP

投資先選びで勝ち組を見つけ出す難しさを目の当たりにしている投資家は今年、下降シフトへのさらなる備えが必要だと、モルガン・スタンレーは指摘した。

  アンドルー・シーツ氏ら同社ストラテジストは13日、「エンド・オブ・イージー(たやすさの終わり)」と名付けた年央見通しをまとめた。それによると、ここ9年間に見られた市場への多重の追い風が弱まりつつあり、政策引き締めは今や逆風が吹いていることを意味する。今や世界の株式は今後1年間の上昇余地が限定的なため、ウエートを従来の4%から2%に減らして「イコールウエート」とする一方で、新興国の外貨建て債券や現金の比率を上げるべきだと分析している。

  ストラテジストらは「成長の勢いやインフレ、バランスシートの規模、利益見通しの修正、株式と債券の相関関係、米政策金利はいずれも過渡期にある」と指摘。「市場にとってこれは2018年にクレジット(1月)、利回り(夏)、株式(3Q)が相次いで天井打ちすることを意味する」と記した。

リポートのこの他の主要なポイントは次の通り:

  • 欧州株および世界のエネルギー株はオーバーウエートに
  • 円は2019年7-9月(第3四半期)までに1ドル=95円を付ける
  • 米10年国債利回りは低下して18年を終え、利回り曲線はフラット化
  • 南アフリカ・ランドとブラジル・レアルの今後1年は力強い上昇に

原題:Morgan Stanley Outlines Strategy for ‘End of Easy’ in Markets(抜粋)

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