イタリアの「五つ星」と「同盟」、政策綱領で13日中に合意も-関係者

  • ディマイオ氏とサルビーニ氏はどちらも首相にはならない前提で協議
  • 政策綱領を巡り13日中に合意が成立する可能性が高い

イタリアの反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」のディマイオ党首と、右派政党「同盟」(旧北部同盟)のサルビーニ書記長は、マラソン協議で政権アジェンダを前進させたが、マッタレッラ大統領は彼らの決定を右から左にそのまま承認する考えはなさそうだ。

  協議の非公開を理由に同盟の関係者が匿名を条件に語ったところでは、ディマイオ党首とサルビーニ書記長は13日にミラノで行った2日目の話し合いを経て、政策綱領の最終的な詰めに近づいている。同日中に合意が成立する可能性が高く、マッタレッラ大統領と14日に会談する見通しだ。

五つ星運動のディマイオ党首

写真家:Giulio Napolitano / Bloomberg

  関係者によれば、ディマイオ氏とサルビーニ氏の2人の指導者は、どちらも首相にはならない前提で協議を進めているが、具体的な候補者の特定には至っていない。イタリア紙レプブリカによると、ミラノのボッコーニ大学の元学長で経済学者のグイド・タベリーニ氏が五つ星の首相候補となる可能性がある。

  マッタレッラ大統領は12日、第2次大戦後共和国初代大統領に就任したルイジ・エイナウディ氏が、当時のキリスト教民主党が提示した首相候補を拒否したケースに言及し、五つ星と同盟のいいなりにはならない意向を示唆した。

同盟のサルビーニ書記長

写真家:Giulio Napolitano / Bloomberg

原題:Italy’s Populists in Marathon Talks as President Takes Stand (1)(抜粋)

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