【米国株・国債・商品】株は小幅続伸、10年債利回り3%未満

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11日の米国株式相場は小幅続伸。インフレ抑制は今後も続くとの見方が広がり、週間ベースでは2カ月ぶりの大幅高となった。貿易摩擦をめぐる懸念も後退した。ハイテク株が軟調な中、電気通信銘柄は好調となり、S&P500種株価指数を押し上げた。米国債相場は小幅安。10年債利回りは3%未満を維持した。

  • 米国株は小幅続伸、週間では2カ月ぶりの大幅高
  • 米国債は小幅安、レンジ取引となり10年債利回り3%未満
  • NY原油は反落、イラン制裁控えた急伸後に買い一巡
  • NY金は小幅安、ドル失速背景に週間では1カ月ぶり上昇

  S&P500種が前日比0.2%上昇の2727.72。ダウ工業株30種平均は91.64ドル(0.4%)高い24831.17ドル。米国債市場では10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇の2.97%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反落。米国による対イラン制裁再開が供給に影響する可能性を見極めようとするなか、週間ベースでは2週連続で上昇した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は66セント(0.9%)安の1バレル=70.70ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は35セント下げて77.12ドル。週間では3%上昇した。

  ニューヨーク金先物相場は週間ベースで1カ月ぶりの上昇。ドルが今年の高値に達した後、勢いを失ったことが影響した。米金融当局は利上げペースを加速しないとの見方が背景にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%安い1オンス=1320.70ドルで終了。週間では0.5%上昇した。

  オッペンハイマーファンズのクリシュナ・メマニ最高投資責任者(CFO)は、「株式相場が持ち直したのは、金利が大きく上昇するわけでも、ドルの堅調が続くわけでもないという現実が理由だ」と指摘。「経済成長という本質的なファンダメンタルズはこれまでのところ、並外れて良好だ」と述べた。

  米国債市場ではミシガン大学消費者マインド指数が予想よりわずかに強い数字となった以外、これといった材料はなく、総じてレンジ取引となった。セントルイス連銀のブラード総裁のハト派的な発言が、買い手掛かりにされた可能性はある。ブラード総裁は政策金利は中立に達し、インフレ期待は目標水準かそれを下回っているとし、追加利上げは必要ないとの認識を示した。

原題:U.S. Stocks Post Winning Week as Dollar Steadies: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Marginally Lower; Eurodollars Rally Led by Whites(抜粋)
Crude Oil Takes a Breather After Surging on Iran Sanctions(抜粋)
PRECIOUS: Gold Posts Weekly Climb as U.S. Dollar Momentum Slows(抜粋)

(6段落以降を追加します.)
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