【NY外為】ドル変わらず-朝方下落も利回り上昇など受け回復

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11日のニューヨーク外国為替市場では、ドルがほぼ変わらず。朝方は大きく下げていたが、ミシガン大学消費者マインド指数が堅調だったことを受けて持ち直した。また一部の新興国通貨の下落や米国債利回り上昇もドルを支えた。

  ドルは主要10通貨のほとんどに対して値下がり。朝方早い段階では、米輸入物価指数の伸びが市場予想を下回ったことを受けてドルが下げを拡大する場面があった。対ドルで最も上げたのはスウェーデン・クローナ。ユーロも値上がりした。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらず。ユーロは対ドルで0.2%上げて1ユーロ=1.1943ドル。ドルは対円で0.1%安の1ドル=109円31銭。 

  主要通貨で下げたのはカナダ・ドル。原油下落が手掛かりとなった。新興国通貨ではトルコ・リラやブラジル・レアル、メキシコ・ペソが軟調。アルゼンチン・ペソも大きく下げた。

  5月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は前月から変わらず。14年ぶり高水準付近を維持した。4月の米輸入物価指数は前月比0.3%上昇。市場予想は0.5%上昇だった。

欧州時間の取引

  欧州時間にはドルが下落。アジア時間にはドルが4カ月ぶり高値を付ける場面もあったが、セントルイス連銀のブラード総裁や欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の講演を控える中で値下がりした。

原題:Dollar Holds Steady as Treasuries Dip, Vols Ease: Inside G-10(抜粋)
Dollar Falters as Data Takes Momentum Out of Rally: Inside G-10

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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