AT&T、コーエン氏にワーナー買収案調査依頼していた-関係者

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  • 米AT&Tはトランプ大統領弁護士に最大60万ドル支払ったと関係者
  • FCC委員長:規制問題でコーエン氏から問い合わせ受けていない

AT&Tトランプ米大統領の個人弁護士マイケル・コーエン氏に対し、トランプ政権の政策対応に関する助言の報酬として最大60万ドル(約6600万円)を支払ったほか、反トラスト(独占禁止)当局の承認を目指している850億ドルでのタイム・ワーナー買収計画を調査するよう求めた。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  60万ドルはポルノ女優「ストーミー・ダニエルズ」として知られるステファニー・クリフォードさんの代理人であるマイケル・アベナッティ弁護士が明らかにした額よりも約40万ドル高かった。アベナッティ弁護士は8日、クリフォードさんに大統領との関係の口止め料を支払ったとされるコーエン氏について、AT&Tやノバルティスなどから振り込みがされていたと暴露した。

  AT&Tは9日、従業員に送付した電子メールで、コーエン氏は反トラスト法執行や法人税改革、連邦通信委員会(FCC)の「規制改革」などの問題に関するトランプ政権のアプローチを同社が知るために起用した「数人のコンサルタント」の一人だったと説明していた。トランプ大統領は大統領選挙戦中、メディア業界の権力集中をもたらすとして、AT&Tによるタイム・ワーナー買収を批判していた。

  FCCのパイ委員長は10日の記者会見で、同委はコーエン氏から問い合わせを受けたことはないと述べた。

原題:AT&T Is Said to Have Hired Cohen to Work on Time Warner Merger(抜粋)

(タイム・ワーナー買収計画の調査依頼などを追加して更新します.)
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