【NY外為】ドル下落、米CPIの伸び予想下回る-ポンドも安い

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10日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。ブルームバーグのドル指数は3月21日以降で最大の下げとなった。米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を下回ったことが手掛かり。インフレが4月に鈍化したことで、金融当局に対する利上げ加速の圧力が緩和されそうだ。

  米労働省の10日発表によれば、食品とエネルギーを除くコアCPI指数は前月比で0.1%上昇。昨年11月以来で最も小幅な伸びとなった。

  ドルは主要10通貨のうちポンドとニュージーランド(NZ)ドルを除く全てに対して値下がり。ポンドとNZドルは、イングランド銀行とNZ準備銀行がハト派寄りの見解を示したことを手掛かりに下落した。

  ニューヨーク時間午後4時50分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.6%安。5営業日ぶりの値下がりとなった。ポンドは対ドルで0.2%安の1ポンド=1.3515ドル。

  ドルは対ユーロでは0.5%下げて1ユーロ=1.1915ドル。対円では0.3%下落の1ドル=109円40銭。 

  この日はまた、米CPIが予想を下回ったことを受けて米国債市場ではイールドカーブがフラット化した。5年債と30年債の利回り差は約4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小した。

欧州時間の取引

  ドルは欧州時間も軟調。米国債利回りの低下が手掛かりとなった。一方でポンドは、イングランド銀の政策決定が明らかになる前は上昇していた。  

原題:Dollar Drops as CPI Miss Eases Pressure on FOMC: Inside G-10(抜粋)
Dollar Snaps Four-Day Advance, Pound Gains Into BOE: Inside G-10(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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