イスラエル、シリアのイラン軍施設を攻撃-ミサイル発射に報復

  • イスラエル国防相、事態のエスカレートは望んでいないと発言
  • イランはゴラン高原のイスラエル占領地にミサイル20発を発射か

イスラエルはシリア国内のイラン軍施設の大半に対して攻撃を仕掛けたと明らかにした。ゴラン高原のイスラエル占領地にイランが多数のミサイルと打ち込んできたためだとし、互いに敵と見なす中東2国の緊張が高まりそうだ。

  この攻撃を受けて原油価格は上昇。ただ、イスラエルは広範な戦争に発展するとの懸念鎮静化にすぐさま動き、リーベルマン国防相はヘルツリヤでの会合で「今回はこれで終わったと考えたい。事態のエスカレートは望んでいない」と述べた。

  イスラエル国防軍(IDF)によると、シリアのアサド大統領を支持するイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」がゴラン高原のイスラエル軍陣地を標的にロケット弾20発を発射。この報復としてイスラエルは攻撃を実施した。イランが発射したミサイルのうちイスラエル占領地に命中したものはなかったという。

  イランはこの攻撃を認めていないが、レバノンの親イラン派テレビ局はゴラン高原のイスラエル軍陣地数カ所にミサイルが発射されたと報じた。発射した陣営については伝えていない。

原題:Israel Hits Iranian Positions in Syria After Missile Barrage (2)(抜粋)

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