アジアのドル建てジャンク社債、年内いっぱい厳しい状況続く-ノムラ

  • 資金流入が芳しくない一方で、供給は続く公算大きい-リー氏
  • ジャンク級社債の年初来騰落率、足下で投資適格級社債を下回る

アジアの投資不適格(ジャンク)級ドル建て社債の今年の騰落率が、足下で域内の投資適格級社債を下回ってきた。ここからさらにパフォーマンスが悪化するかもしれない。

  ノムラ・インターナショナル(香港)でアジア地域(日本除く)のフロークレジットアナリスト責任者を務めるアニサ・リー氏は、アジアの高利回り債市場は「2019年まで行かなくても、少なくとも今年下期まで厳しい状況が続くだろう」と指摘。同市場への資金流入が芳しくない一方で、供給は続く公算が大きく、これがパフォーマンスの悪化につながるとの見方を示した。

  ICE・バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの指数によると、アジア地域のジャンク級社債の年初来騰落率はマイナス2.9%。これに対し投資適格級社債はマイナス2.4%。9日はインドネシア企業や中国の不動産会社の高利回り債が下げを主導した。
    

Asian Junk Bond Returns Tumble as Nerves Fray

Source: ICE BofAML indexes

Note: Indexes rebased to 100 at start date

原題:Asia’s Junk Dollar Bond Pain to Last Through Year, Nomura Says(抜粋)

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