Photographer: Simon Dawson

ブリッジウォーター、年初来で平均リターン上回る-欧州ショート圧縮

  • ブリッジウォーターが米株のネットロングを減らしたと関係者
  • 株式全体のネットポジションはショートとなっている

資産家のレイ・ダリオ氏が創業した世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツの運用成績は4月にマイナスに落ち込んだものの、今年1-4月ではヘッジファンド業界の平均リターンを上回った。事情に詳しい関係者の1人が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ブリッジウォーターの「ピュア・アルファ」ファンドは4月はマイナス1%だったが、1-4月ではプラス約4%の運用成績を残した。ユーリカヘッジによれば、1-4月のヘッジファンド業界の平均リターンはプラス約0.3%。ブリッジウォーターの広報担当者は、コメントを控えている。

  ブルームバーグの集計データによると、ブリッジウォーターは欧州株のショートポジションを2月段階から80%程度圧縮し、現在は40億ドル(約4387億円)強としている。同社は今年に入り、欧州の主要銘柄が下落する方向に220億ドル相当を投じたことが明らかになり、投資家の注目を集めた。

  関係者によれば、ブリッジウォーターは米株のネットロングポジションを減らしている。株式全体のネットポジションはショートとなっており、株価の下落を見越していることをうかがわせる。

原題:Bridgewater Hedge Fund Said to Beat Peers, Cuts Europe Shorts(抜粋)

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