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プレミアム・ポイント共同創業者を米当局が起訴-ファンド資産水増し

  • 共謀罪や証券詐欺罪で起訴-ファンドの価値を2億ドル強かさ上げ
  • 米証券取引委もプレミアム・ポイントを提訴

米連邦検察当局は9日、ヘッジファンド運営会社プレミアム・ポイント・インベストメンツの共同創業者ら3人を起訴したと発表した。保有資産が見込み客の投資家に魅力的に見えるようにするとともに既存顧客に解約を思いとどまらせる目的でポートフォリオに組み入れた証券の価値を水増ししたという。

  起訴されたのは共同創業者ニール・アフヤ被告、ポートフォリオマネジャーのアミン・マジディ被告、トレーダーのジェレミー・ショア被告。プレミアム・ポイント自体は起訴されなかった。同社が一部資産に付けていた評価額について調査していた米証券取引委員会(SEC)も9日、同社を提訴した。

  この日の検察当局の発表によると、プレミアム・ポイントのアシシュ・ドール元最高リスク責任者(CRO)が昨年11月に共謀と詐欺の罪を認め、当局に協力している。

  被告らはヘッジファンドが保有する証券の価値を2億ドル(約220億円)強かさ上げしたとされる。アフヤ(49)、マジディ(52)両被告は9日朝に逮捕され、ショア(46)被告は出頭した。マジディ、ショア両被告の弁護士はコメントを控えた。アフヤ被告の弁護士に電話取材を試みたが、今のところ返答はない。

  検察当局によると、証券の水増しは2014-16年に行われ、プレミアム・ポイントはこの手法を使うことで手数料や運用報酬を高く設定できた。各被告は共謀罪2件、証券詐欺罪1件、通信詐欺罪1件でそれぞれ起訴された。有罪となった場合、最長20年の禁錮刑を言い渡される可能がある。

原題:Premium Point Co-Founder Ahuja Accused of Inflating Assets (3)(抜粋)

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