中国の生産者物価が加速、4月は3.4%上昇-消費者物価は鈍化

更新日時
  • 4月PPI伸びは市場予想と一致-前月まで5カ月連続で伸び鈍化
  • 消費者物価上昇率は1.8%と前月を下回った

中国の4月の生産者物価指数(PPI)の伸びが前月から加速した。3月まで5カ月連続で鈍化していた。4月の消費者物価上昇率は前月を下回った。

  国家統計局が10日発表した4月のPPIは前年同月比3.4%上昇。ブルームバーグがまとめた市場予想と一致した。3月は3.1%上昇だった。

  4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.8%上昇。市場予想は1.9%上昇、3月は2.1%上昇だった。

  PPIが2017年2月に約8年ぶり高水準に達して以後、生産者物価の上昇圧力は全般に鈍化傾向が続いている。米国との貿易を巡る緊張で見通しに不透明感が強まっているが、最近数カ月は底堅い外需が景気の下支えに寄与している。

  クレディ・アグリコルの新興国市場シニアストラテジスト、ダリウス・コワルツィク氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「インフレはなお落ち着いている。これは金融政策が今後も維持されることを意味する」と指摘した。

  中銀国際でマクロ経済を担当する朱啓兵チーフアナリスト(北京在勤)は「インフレ圧力は今後数カ月で上昇する見通しだが、金融政策に影響する水準に達することはない」と予想した。

原題:China Factory Inflation Pauses Slide as Consumer Prices Ease (1)(抜粋)

(4段落目以降にコメントなどを追加して更新します.)
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