タイガー・グローバル、フリップカート投資で約3300億円利益-関係者

  • 投資額は当初の900万ドルから10億ドルに拡大、持ち分約20%に
  • 持ち株の大部分を売却、ウォルマートとソフトバンクに

ウォルマートがインド最大の電子商取引会社フリップカート・グループの経営権取得で合意したことで、フリップカート株主のタイガー・グローバル・マネジメントは大もうけしたようだ。

  事情に詳しい関係者1人が匿名を条件に語ったところでは、フリップカートに10億ドルを投じていたタイガーは、約30億ドル(約3300億円)を稼いだという。ウォルマートはフリップカートの過半数株式を取得すると両社が9日発表した。

  同関係者によれば、タイガーの110億ドル規模のベンチャーキャピタル部門にとって、今回の投資リターンはドル換算で最大級となる。リー・フィクセル氏率いる同部門は2009年にフリップカートへの投資を開始。投資額は当初の900万ドルから、その後数年で10億ドルに膨らみ、持ち分は約20%となった。タイガーはウォルマートとの合意の一環として、持ち株の4分の3程度を同社に売却。昨年には保有株の一部をソフトバンクグループに売却していた。

テルシー・アドバイザリー・グループのマネジングディレクター、ジョゼフ・フェルドマン氏がウォルマートのフリップカート株取得についてコメント

(出所:Bloomberg)

  関係者によると、ウォルマートの取引完了後、タイガーの保有するフリップカート株は5%となるが、フィクセル氏は同社の取締役にとどまる見通し。タイガーの広報担当はコメントを控えている。

原題:Tiger Global Is Said to Reap $3 Billion From Flipkart Investment(抜粋)

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