米21世紀フォックス:1-3月期利益と売上高は予想下回る

  • NFLの試合中継は減少、スーパーボウルの放送は担当せず
  • ディズニーによる娯楽資産買収提案、夏までに株主の承認確保目指す

ルパート・マードック氏率いる映画・テレビ会社21世紀フォックスの1-3月(第3四半期)決算では利益が市場予想を下回った。

  9日の発表によると、一部項目を除いた1株利益は51セントで、アナリスト予想平均の53セントに届かなかった。

  フォックスは同四半期に米プロフットボールリーグ、NFLの試合中継数が減り、王座決定戦スーパーボウルの放送も担当しなかったため、前年同期に比べて厳しい結果となった。クリケットの試合の時期が変更されたことも国際事業の広告収入に響いた。

  総収入は2%減の74億2000万ドル(約8140億円)で、市場予想平均は74億4000万ドルだった。ただ、テレビ関連会社からの収入は2桁の伸びを記録。国内広告収入は3%増加した。

  フォックスが娯楽資産約520億ドル相当をウォルト・ディズニーに売却する計画については、大きな疑問符が垂れ込めている。ケーブルテレビ(CATV)で米最大手のコムキャストは、ディズニーに対抗しフォックスの事業に買収提案を行うため資金調達を準備しているとされる。

  フォックスは9日、夏までにディズニーによる買収案について株主に承認を求める方針を明らかにした。他の提案については言及を控えた。コムキャストが対抗案を準備しているとの報道についてはコメントを控えた。

原題:Fox Results Weaken as Focus Shifts to Disney-Comcast Tussle (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE