ノバルティスにモラー氏の捜査の手、コーエン氏の会社との契約巡り

  • ノバルティスはコーエン氏の会社に1年契約で総額1.3億円支払った
  • 17年11月にモラー氏オフィスがノバルティスに接触、情報提出求めた

スイスの医薬品会社ノバルティスはモラー米特別検察官率いるロシア干渉疑惑捜査に巻き込まれることになった。同社はトランプ米大統領の個人弁護士、マイケル・コーエン氏率いるコンサルティング会社に120万ドル(約1億3000万円)を支払っていた。

  ノバルティスは9日、トランプ政権の医療政策に関する識見を得るため、コーエン氏の会社と2017年2月から1年契約を結んでいたと説明。同社はコーエン氏の会社が期待通りの結果を出せず、それ以上関わらないと判断したが、契約上、毎月10万ドルを払い続けたと述べた。

  ノバルティスは、コーエン氏のコンサルティング会社との契約を巡り、17年11月にモラー氏のオフィスが同社に接触したことを明らかにした。

  ノバルティスのナラシムハン最高経営責任者(CEO)は現在、コーエン氏が創設した会社、エッセンシャル・コンサルタンツとの契約を巡り、疑問を投げ掛けられている。同社は電子メールで送付した発表資料で、モラー氏のオフィスから求められた情報を全て提出したと説明した。

  コーエン氏の代理人、ジョセフ・エバンス弁護士にコメントを求めたが、これまでに返答はない。

  ノバルティスの9日の米国預託証券(ADR)終値は0.1%安の77.09ドル。

原題:Novartis Drawn Into Mueller Probe After Payments to Lawyer (1)(抜粋)

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