NZ中銀、政策金利を過去最低に据え置き-追加利下げの可能性残す

  • NZドル下落-中銀が利上げ時期の予想を19年第3四半期に先送り
  • 通貨高や世界的な低インフレで物価に下押し圧力
People enter the Reserve Bank of New Zealand (RBNZ) headquarters. Photographer: Mark Coote

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は10日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを過去最低の1.75%に据え置いた。インフレが引き続き抑制されていることから、追加利下げの可能性を残した。

  オア中銀総裁は発表文で、政策金利が「今後しばらくの間」、現水準にとどまるとの見方を示した上で、「次の動きの方向は上下同様に均衡を保っている。時間と今後の成り行き次第だろう」 と述べた。同中銀は利上げ時期の予想を2019年第3四半期に修正した。従来は同年第2四半期としていた。

  同中銀の政策金利は16年後半以降、歴史的低水準にある。NZドル高や世界的な低インフレで物価に下押し圧力が働いている。オア総裁は6週間前に就任したばかりで、この日の政策決定は、中銀の責務が最大限持続可能な雇用を支援し物価安定を達成することに拡大されて以来初めて。

  発表を受け、NZドルは下落。ウェリントン時間午前9時24分(日本時間同6時24分)現在、1NZドル=0.6941米ドルを付けている。発表前は0.6983米ドルだった。

原題:RBNZ’s Orr Keeps Rate at Record Low, Leaves Door Open to Cut (1)(抜粋)

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