英首相のEU離脱法案、上院が4つの修正案可決-EEA残留交渉要求

  • 英上院、EU離脱政府案に合計で14の修正案突き付ける
  • 下院は修正案を拒否可能、単一市場残留は首相のレッドライン越える

メイ英首相が用意した欧州連合(EU)離脱法案に英上院はまたしても「ノー」を突き付けた。法案を修正し、EU単一市場にとどまるよう首相に要求した。

メイ英首相

Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

  上院は8日、EU離脱法案について4つの修正案を可決。首相に欧州経済地域(EEA)への残留交渉を義務付けるほか、EU離脱日時の法的明記を削除、EU機関への英国の参画継続、将来の政府立案に対する監視強化をそれぞれ求めた。上院はこれらを含め、離脱法案で14の修正案を可決している。

  修正案は下院に差し戻され、下院はこれを拒否することもできる。政府は修正案の一部を受け入れる可能性もあるが、EEAや単一市場残留は首相が打ち出している「レッドライン(譲れない一線)」を踏み越えることになるため、これらを拒否しようとするのはほぼ確実だ。

原題:May Suffers Series of Brexit Defeats as Lords Demand EEA Option(抜粋)

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