8%突破した中国のドル建てジャンク債利回り-上昇ピッチ急加速

  • 7%から8%への上昇に要したのはわずか43日
  • 中国本土のファンドからの投資意欲が低下-中国銀のハ氏

中国企業が発行したドル建てジャンク債の平均利回りが8%を突破した。投資不適格級の社債発行が増えているものの、本土投資家からの強い需要はなく、利回りがさらに上昇するとの懸念が強まっている。

  ICE・BofAML指数によれば、同利回りは2016年4月以来の高水準に達した。7%から8%に上昇するのに要したのはわずか43日。6%から7%へは4カ月余りかかっていた。

Quickening Losses

China corporate dollar junk bond yields hit 8% for 1st time in 2 years

Source: ICE BofAML index

  ブルームバーグの集計データによれば、中国の投機的格付け発行体は今年、ドル建て債を158億ドル(約1兆7300億円)起債。前年同期を12%上回っており過去最高。

  中国銀行のデットシンジケート責任者セバスチャン・ハ氏(香港在勤)は「アジアのドル建て債市場では最近、中国本土のファンドからの投資意欲が低下している。本土債のリターンが比較的良く、人民元がドルに対して安定していることが背景だ」と述べた。

原題:China Junk Bonds May See More Losses After Yields Jump to 8%(抜粋)

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