Photographer: Billy H.C. Kwok

保護主義反対を唱える中国は「不思議の国」、米代表がWTO総会で批判

米通商代表部(USTR)のシェイ副代表が8日、ジュネーブでの世界貿易機関(WTO)総会で中国の通商政策を批判した。シェイ氏は、保護主義反対を主張する中国は「『不思議の国のアリス』の世界に入り込んでしまった」と述べた。

  シェイ氏は「世界で最も保護主義的で重商主義経済の国が、自由貿易とグローバル貿易システムの擁護者であると自ら述べる姿を見るのは驚きだ」と述べた。同氏は「白は黒。上下逆さまだ」と言った。

  WTO総会では米中の代表者が演説し、中国側は米国が示した1500億ドル(約16兆3900億円)の中国からの輸入品に対する関税賦課計画を攻撃した。一方、米国は関税措置を擁護し、中国の報復行為への姿勢を批判した。

  ムニューシン米財務長官率いる米代表団は先週中国を訪問し、緊張緩和を図った。トランプ大統領は8日、ツイッターで中国の習近平国家主席と貿易について話し合うと述べ、「良いことが起こるだろう」とツイートした。

原題:‘Up Is Down’ in Crazy World of Trade as China-U.S. Clash at WTO(抜粋)

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