小米のIPO、ビリオネア量産か-時価総額が10兆円突破する公算も

  • 香港でのIPOを申請した小米-CEOと社長はすでにビリオネア
  • 世界の富豪上位500人のうち40人が中国人-ブルームバーグの指数

北京の中関村地区にあるオフィスで小米の創業者らは2010年、キビがゆをすすりながらブランドの方針を話し合った。そして決めたのは「誠実」な価格で端末を販売するスマートフォンブランドを生み出すということだ。 

雷軍CEO

写真家:Dhiraj Singh / Bloomberg

  それから8年。雷軍最高経営責任者(CEO)のほか7人の共同創業者らが築き上げた小米は、世界のスマホ市場で圧倒的な存在感を示す米アップルや韓国のサムスン電子に挑む企業に成長した。小米は3日、香港取引所に新規株式公開(IPO)を申請。2014年以来の大型IPOになると見込まれ、IPO実施に伴い新たなビリオネアが5人誕生する可能性がある。

  ブルームバーグがアナリスト6人を対象とした調査によれば、IPOでは同社の価値が500億-1000億ドル(約5兆4500億-10兆9000億円)と評価されそうだ。

Billionaire Boom

The combined stake value of Xiaomi co-founders may reach $50 billion

Source: Bloomberg Billionaires Index, Xiaomi IPO Prospectus

  雷CEOと林斌社長はすでにビリオネアだが、500億ドルとの評価なら、共同創業者のうち新たに3人の資産も10億ドル以上となる見込みだ。時価総額1000億ドルとの評価を受ければ、新たにビリオネアの仲間入りするのは5人となる。

Wide Range

Lei Jun's Xiaomi stake could be valued as high as $26.7 billion

Source: Data compiled by Bloomberg

  ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、世界の富豪上位500人のうち40人が中国人。米国に次いで多く、合わせると4640億ドル相当の資産だ。小米は共同創業者の個人資産についてコメントを控えた。

原題:Xiaomi Poised to Become a Billionaire Factory With Hong Kong IPO(抜粋)

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