中国が国内証券会社を支援、IPO承認増-金融セクター開放する中

  • 今年に入って国内証券会社5社のIPOを承認
  • 「上場だけが国内証券会社の競争力を向上させられる」と業界関係者

中国が世界最大の同国資本市場の一部を外銀に開放する中、中国証券会社にとって明るい兆候が見え始めている。

  中国当局は今年に入ってこれまでに証券業界の5社に新規株式公開(IPO)を認めており、5社は同国の7兆4000億ドル(約807兆円)規模の株式市場からの資本調達へと一歩前進した。ブルームバーグの集計データによれば、5社とも上場した場合、中国の証券会社の年間IPO件数としては過去最多となる。

  杉杉金融の呉侃ファンドマネジャーは、「中国は市場を開放するだけでなく、国内証券会社を支援している」とした上で、「上場だけが証券各社の評価額を高め、競争力を向上させられる」と説明した。

  国内証券会社による資金調達はちょうど良いタイミングとなる見込みだ。UBSグループは既に中国合弁への過半出資に向けて申請書を提出し、中国当局による金融セクターの開放方針を利用する最初のグローバルバンクとなった。ゴールドマン・サックス・グループは経営権を握ることができれば、人員と資本の両方を大幅に増やす計画だ。

  今年、IPOの承認を受けた中国証券会社は天風証券、長城証券、南京証券、中信建投証券、華林証券の5社。

原題:As China Opens Up Markets, Local Brokerages Get a Helping Hand(抜粋)

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