NAFTA再交渉、各国は5月妥結を目指すも難航か-争点は自動車

  • メキシコ経済相:7日のUSTR代表と会談、自動車に重点
  • カナダのフリーランド外相、8日午前にUSTR代表と協議

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で3カ国閣僚は今週、ワシントンで再度協議し、事態の打開を試みるが、簡単ではなさそうだ。

  米国とメキシコ、カナダの3カ国は8カ月余りNAFTA再交渉を行ってきたものの、複数の争点が未解決のままだ。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とメキシコのグアハルド経済相、カナダのフリーランド外相は7日に再開された協議を月内妥結に向けた大詰めの交渉と期待している。

フリーランド外相とグアハルド経済相、ライトハイザーUSTR代表(3月5日)

フォトグラファー:Ronaldo Schemidt / AFP via Getty Images

  ライトハイザー代表は7日にグアハルド経済相と会談。8日午前にはフリーランド外相と会う予定だ。ライトハイザー代表は数週間後には決着させたい意向を強調しているものの、カナダとメキシコがそれぞれ自国の利益を阻害すると受け止めている提案について、態度を軟化させる姿勢を見せていない。

  グアハルド経済相は会談後の記者会見で、突破口が開かれるか否かは全当事者が柔軟になるかどうかで決まると述べ、「今週は極めて生産的になると期待しているからこそ、われわれはここに集まっている。必要な限りここにいるだろう」と語った。フリーランド外相は当初、7日にライトハイザー代表と会談する予定だったが、翌日午前に延期された。

  事情に詳しいカナダの当局者が匿名を条件に語ったところによると、今週のNAFTA閣僚会合は7日と8日に予定されており、9日まで続く可能性が高い。協議の大きな争点は自動車になる見込みで、フリーランド外相は閣僚級会合で重点分野になると説明。グアハルド経済相は7日の協議も自動車に重点が置かれたことを明らかにした。米国は国内自動車生産を促進すべくNAFTA見直しを迫っており、原産地規則強化などを提案している。

原題:A Nafta Deal in May? All Sides to Try, But It Won’t Be Easy (1)(抜粋)

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