Photographer: Mike Kane/Bloomberg

スターバックス、米中事業に注力へ-ネスレ提携による資金を充当

  • 「2大成長エンジンは米国と中国だ」とジョンソンCEO
  • ネスレはスターバックスのコーヒー製品販売権を71.5億ドルで取得

スターバックスはネスレとの合意を受け、ある程度まとまった資金を手にすることになった。

  スイスのネスレはスターバックスのコーヒー製品を小売店で販売する権利を取得するために71億5000万ドル(約7800億円)を支払うことで合意。スターバックスの株主は自社株買いや配当を通じた還元が期待できるが、同社は主要2市場である米中両国への投資にも同資金を充てる方針だ。

ケビン・ジョンソンCEO

写真家:Mike Kane / Bloomberg

  スターバックスのケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は7日の電話インタビューで、「当社にとって2大成長エンジンは米国と中国だ」と指摘。米事業の伸び鈍化を食い止めるため、デジタル戦略に資金を投じつつ、両国での事業拡大を継続すると表明した。

  中国での爆発的な成長の一方、2017年9月通期の米既存店売上高は3%増と、少なくとも6年ぶりの低い伸びにとどまった。地方の有望なコーヒー店との競争激化やファストフードチェーンによる大幅値引きにさらされているほか、実店舗よりネット通販を選好し自宅で買い物を済ませる消費者が増えつつあることも背景にある。

原題:Starbucks to Use Nestle Cash to Support U.S., China Strategies(抜粋)

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