Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が小幅続伸、M&Aやドル高背景に

更新日時
  • イラン核合意巡る米の決断を8日午後に発表-トランプ氏ツイート
  • ハイテク株が上げ主導、センチメント好転でエネルギー株にも買い

7日の米株式相場は小幅続伸。一連の合併・買収(M&A)ニュースや、ドルが年初来最高値に達したことが支えた。遅い時間にトランプ米大統領がイラン核合意に残留するかどうかについての判断を8日に発表すると伝わり、上げ幅を縮小した。米国債は薄商いの中、狭い値動きに終始した。

  • 米国株は小幅続伸、米のイラン対応巡るツイートで上げ幅縮小
  • 米国債は小動き、10年債利回り2.95%-薄商いの中
  • NY原油は続伸、70ドル超で終了
  • NY金は小反落、ドル上昇背景に

  テクノロジー銘柄が上げを主導し、S&P500種株価指数を2週間ぶり高値に押し上げた。米原油先物は、米国がイラン核合意から離脱するとの観測を受けて2014年11月以来の高値を付けた。エネルギー株はこれを背景に上昇した。

  S&P500種株価指数が前週末比0.4%高の2672.63。ダウ工業株30種平均は94.81ドル(0.4%)上げて24357.32ドル。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは前週末比変わらずの2.95%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。8日に対イラン対応を発表するとのトランプ米大統領のツイートは取引終了後に流れた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は1.01ドル(1.5%)高の1バレル=70.73ドルで終了。トランプ氏のツイート後には70ドルを割り込んだ。ロンドンICEの北海ブレント7月限は76.17ドルで終了。

  ニューヨーク金先物相場は、ドルの上昇を受けて小反落。ファンダメンタルズ要因が乏しい中「ドルが多少の逆風になっている」と、ジュリアス・ベアの商品ストラテジスト、カルステン・メンケ氏は指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%未満下げ、1オンス=1314.10ドルで終了した。

  この日は相次ぐ企業間の合意が投資家マインドを支えた。米投資会社ブラックストーン・グループがグラマシー・プロパティー・トラストの買収で合意したほか、ヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントは医療サービス会社アテナヘルスに買収案を提示した。スイスの食品大手ネスレが米スターバックス製品販売の権利を取得したことも明らかになった。

原題:Stocks Boosted by M&A as Dollar Rises to 2018 High: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Weather Corporate Issuance Parade in Low-Volume Trade(抜粋)
Oil Falls Below $70 After Trump Promises Iran Decision Tomorrow(抜粋)
*ICE BRENT CRUDE JUL 18 FUTURES SETTLE AT $76.17/BBL
Gold Treads Water, Copper Futures Drop on Comex as Dollar Rises(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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