米アトランタ連銀総裁:インフレ率、目標をある程度超えても問題ない

  • インフレ率、「ある程度のオーバーシュートは構わない」
  • 70ドル超えた原油価格、上昇傾向でも経済見通しは変わらず

米アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ率が目標を超えても金融当局は対応可能だとの認識を示した。またバレル当たり70ドルを超えて上昇する原油価格がもたらし得る影響には、特に大きな懸念は示さなかった。

  ボスティック総裁は7日、金融当局がインフレ指標として注目する個人消費支出(PCE)価格指数が3月に前年比2%上昇となったことについて、「われわれにとって良いことだ」と述べた。アトランタ連銀がフロリダ州アメリアアイランドで開いた金融市場関連の会議で、記者団に話した。さらに「インフレ率は2%の目標近辺で推移している。私はそれで問題ないと考えている。これまで見られる多少の上向き圧力に関しては、当局としてトレンドを即座に止めることはできない。ある程度のオーバーシュートは構わない」と続けた。

  インフレ率の上昇はエネルギーが値上がりする中で起きているが、2014年以来初めてバレル当たり70ドルを超えた原油価格の影響についてボスティック総裁は、過去数十年に見られたエネルギー価格急伸時に比べて「大きくはない」だろうと述べた。

  総裁は「ある程度の影響はあるだろうが、原油価格の上昇傾向が経済の軌道を根本的に変えると現時点で予想されているとの話は耳にしない」と語った。  

原題:Fed’s Bostic Says He’s Comfortable With Inflation Overshoot(抜粋)

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