ユーロ圏の景気減速懸念する理由は見当たらず:ECBプラート理事

Residential apartment blocks stand beside the European Central Bank skyscraper headquarters in Frankfurt.

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のプラート理事は7日、低調な経済指標が発表されたにもかかわらず、ユーロ圏の景気上向きに対する自信をあらためて示した。

  プラート理事はジュネーブで講演し、「景気拡大ペースの減速が継続的な需要軟化を反映している兆候は今のところ見当たらない」と発言。「直近の情報は、堅調かつ広範にわたる内需拡大と引き続き整合的だ」と述べた。

  同理事の講演前に発表されたドイツの製造業受注は3カ月連続で低下したほか、ユーロ圏の投資家信頼感指数は4カ月連続で低下、ユーロ圏の小売業購買担当者指数(PMI)は約1年ぶりに縮小を示す水準に沈んだ。

  プラート氏はこうした弱さについて、「想定していたより早期に」到来したとし、少なくともこの一部は構造的な要因によるところが大きい可能性があると示唆した。

  同氏は過去1年間のユーロ高で輸出が抑制されるという懸念もあまり重視していない姿勢を示し、そのような影響は「限定的だ」と発言。一方、「輸出セクターに関連した一部のセンチメント指標の急激な低下は懸念要因だ」と続けた。

原題:ECB’s Praet Sees No Reason to Worry Over Euro-Area Slowdown Yet(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE