5月7日の海外株式・債券・為替・商品市場

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欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルは総じて堅調、ユーロは年初来安値-円は小幅高

  7日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要通貨のほとんど対して堅調な展開。一方でユーロは一時、年初来安値を付けた。

  トランプ大統領は、米国がイラン核合意に残留するかどうかについて米東部時間8日午後2時に発表すると、ツイッターで明らかにした。このツイッターに反応し、原油相場は時間外取引で一時下げに転じる場面があった。

  ニューヨーク時間午後4時58分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前営業日比0.2%高。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1923ドル。一時1.1898ドルまで下げた。 

  ドルは対円では0.1%未満下げて1ドル=109円09銭。午前中は上げていたが、午後になり下げに転じた。新興国通貨が下げたことで市場に懸念が広がり、逃避通貨である円に資金が流れた。 

  この日米国では主要な経済指標の発表がなかった。10日には4月の消費者物価指数(CPI)が発表される。アトランタ連銀のボスティック総裁は7日、インフレ率が目標をある程度超えても問題はないとの認識を示した。

欧州時間の取引

  ユーロは欧州時間も軟調。3月のドイツ製造業受注指数が予想外に低下したことが嫌気された。この日は英国が祝日だったことから、商いは薄かった。
原題:Dollar Rallies as Euro-Area Faces Slow Growth: Inside G-10(抜粋)
Euro Stays Near Cycle Low on Regional Growth Woes: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が小幅続伸、M&Aやドル高背景に

  7日の米株式相場は小幅続伸。一連の合併・買収(M&A)ニュースや、ドルが年初来最高値に達したことが支えた。遅い時間にトランプ米大統領がイラン核合意に残留するかどうかについての判断を8日に発表すると伝わり、上げ幅を縮小した。米国債は薄商いの中、狭い値動きに終始した。

  • 米国株は小幅続伸、米のイラン対応巡るツイートで上げ幅縮小
  • 米国債は小動き、10年債利回り2.95%-薄商いの中
  • NY原油は続伸、70ドル超で終了
  • NY金は小反落、ドル上昇背景に

  テクノロジー銘柄が上げを主導し、S&P500種株価指数を2週間ぶり高値に押し上げた。米原油先物は、米国がイラン核合意から離脱するとの観測を受けて2014年11月以来の高値を付けた。エネルギー株はこれを背景に上昇した。

  S&P500種株価指数が前週末比0.4%高の2672.63。ダウ工業株30種平均は94.81ドル(0.4%)上げて24357.32ドル。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは前週末比変わらずの2.95%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。8日に対イラン対応を発表するとのトランプ米大統領のツイートは取引終了後に流れた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は1.01ドル(1.5%)高の1バレル=70.73ドルで終了。トランプ氏のツイート後には70ドルを割り込んだ。ロンドンICEの北海ブレント7月限は76.17ドルで終了。

  ニューヨーク金先物相場は、ドルの上昇を受けて小反落。ファンダメンタルズ要因が乏しい中「ドルが多少の逆風になっている」と、ジュリアス・ベアの商品ストラテジスト、カルステン・メンケ氏は指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%未満下げ、1オンス=1314.10ドルで終了した。

  この日は相次ぐ企業間の合意が投資家マインドを支えた。米投資会社ブラックストーン・グループがグラマシー・プロパティー・トラストの買収で合意したほか、ヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントは医療サービス会社アテナヘルスに買収案を提示した。スイスの食品大手ネスレが米スターバックス製品販売の権利を取得したことも明らかになった。
原題:Stocks Boosted by M&A as Dollar Rises to 2018 High: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Weather Corporate Issuance Parade in Low-Volume Trade(抜粋)
Oil Falls Below $70 After Trump Promises Iran Decision Tomorrow(抜粋)
*ICE BRENT CRUDE JUL 18 FUTURES SETTLE AT $76.17/BBL
Gold Treads Water, Copper Futures Drop on Comex as Dollar Rises(抜粋)

◎欧州債:イタリア国債が上昇、英国休場で商い薄い

  7日の欧州債市場ではイタリア国債が上昇、周辺国の国債がアウトパフォームする展開。英国市場が休場のため、商いは薄い。ECB公的セクター債券購入プログラムの最新データによると、ドイツ国債の加重平均マチュリティーが過去最長となった。

  英休場の影響で、ドイツ債先物の出来高は最近の平均の40%程度。米国債の商いも薄い。

  イタリア債は政治関連の材料で上下に揺れた末に上昇、周辺国の債券市場を率いた。右派政党「同盟」のサルビーニ書記長はマッタレラ大統領に、政権樹立の委任付与を求めた。
原題:Italy Drags Peripheral Bonds Higher; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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