Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

全体主義的との米国の批判に中国が反発-航空会社への要求巡り

  • 中国外務省:中国で事業を行う企業は中国の領土保全を尊重すべきだ
  • 中国は航空会社に対し、台湾を国として扱わないよう要求
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

中国が米国などの航空会社に最近送付した書簡で台湾と香港、マカオを中国の一部だと明確に表記するよう求めたことは、ジョージ・オーウェルの小説に登場する全体主義国家を想起させる「ナンセンス」な強要だとのホワイトハウスの批判に、中国政府が反発している。

  中国外務省は6日の声明で、台湾と香港、マカオは「中国領土の不可分の一部だ」と主張。「米国が何を言おうと、世界には一つの中国しか存在しないという客観的事実は決して変わらない」とし、「中国で事業活動を行う外国企業は中国の主権と領土保全を尊重し、中国の法を順守し、中国の国民感情を尊重すべきだと指摘しなければならない」との耿爽報道官の談話が声明に掲載された。香港とマカオは中国の特別行政区。

  5日のホワイトハウス声明では、サンダース大統領報道官が中国の要求は「ジョージ・オーウェルが描いた全体主義国家を想起させるナンセンスであり、中国共産党が自党の政治的見解を米市民や民間会社に押しつけようとする傾向の強まりを示す」とコメントした。

原題:China Fires Back After U.S. Blasts ‘Orwellian’ Rule for Airlines(抜粋)

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