イタリア「五つ星」党首が首相断念も-連立協議の行き詰まり打開に道

  • 五つ星党首は「同盟」との連立協議に道を開くために譲歩の用意示唆
  • マッタレッラ大統領が各党の代表と7日に会談すると政府高官

イタリアの反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」のディマイオ党首が、右派政党「同盟」(旧北部同盟)のサルビーニ書記長との新政府発足に向けた協議開始に道を開くため、首相ポストの要求を断念する用意があることを示唆した。2カ月続く政治的行き詰まりを打開に導く転機となる可能性がある。

ディマイオ党首

撮影:Alessia Pierdomenico / Bloomberg

  ディマイオ氏(31)は6日の国営イタリア放送協会(RAI)とのインタビューで、「幾つかの項目をベースに同盟と政権を樹立したいと考えている」と述べ、「ディマイオが首相になることが障害なら」別の首相を共に選ぼうではないかと発言した。

  協議の非公開情報を理由に政府高官の1人が匿名を条件に語ったところでは、3月の総選挙後に絶対多数政党不在の「ハングパーラメント」となった政治状況を打開するため、マッタレッラ大統領が各党の代表と7日に会談する予定。五つ星のディマイオ氏は協議に先立ち、政権発足に道を開く土壇場の提案を行ったと受け止められる。

原題:Five Star Ready to Discuss With League to Form Italy Government(抜粋)

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