アップルの社債保有、2013年以来の減少-新たな税法が影響か

  • 昨年の社債市場でアップルは発行体として3位
  • 大きな海外利益を得た企業が社債の活発な買い手であり発行体だった

Apple Inc. signage

Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

社債市場のクジラがダイエット中だ。米アップルの社債保有は3月末時点で約1360億ドル(約14兆8100億円)と、四半期ベースで2013年以来の減少に転じたことが最近の届け出で分かった。モーゲージ債と資産担保証券(ABS)の保有も減った。

  ブルームバーグは事情に詳しい関係者の話としてアップルが海外で持つ資金を活用した社債購入を縮小しつつあると2月に報じていたが、公表された数値はアップルの社債保有が16年以来の低水準となったことを示している。アップルは保有社債を売却しているか、期日を迎えた証券に再投資をしていない可能性がある。

  社債の購入・発行を刺激していた奇妙な債券の循環が何年も続いていたが、米国の新たな税法がこれを終わらせようとしているもようだ。

  昨年の社債市場で、アップルは発行体として3位。これまでは、同社やアルファベットなどの海外で大きな利益を得た企業が社債の活発な買い手であり発行体となっていた。アップルの担当者はコメントを控えた。

原題:Apple’s Corporate Bond Holdings Drop for First Time Since 2013(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE