米中通商協議が終了、重要点で相違埋まらず-対話継続で合意

更新日時
  • 米国、中国に対米貿易黒字の2000億ドル圧縮を要求-協議文書
  • ムニューシン財務長官ら、大きな成果なく北京出発へ

US Secretary of the Treasury Steven Mnuchin.

Photographer: Brendan Smialowski/AFP/Getty Images

2日間にわたり北京で行われた米中通商協議は4日、大きな成果なく終了した。両国は協議を続けることに合意したものの、重要点での不一致は解消されなかった。

  中国国営の新華社通信は同日午後、貿易問題の幾つかの点で双方が同意したものの、一部の問題で重大な意見の相違が残っていると報じた。事態を進展させるために両国が対話を続けることも確認した。

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Source: U.S. Census Bureau

  ムニューシン財務長官が率いる米代表団は、中国が2020年末までに対米貿易黒字を、18年と比べ少なくとも2000億ドル(約21兆8000億円)減らすことを求めた。協議に先立って送付された文書をブルームバーグニュースが入手した。ムニューシン長官らは4日夕に中国を出国する。

  ムニューシン長官は先に、米中は「非常に良い対話」ができていると述べた。中国側は同意し得る内容について何も示唆していないものの、新華社通信は「理にかなわない要求」をするべきではないと米国側に警告していた。

  中国外務省の華春瑩報道官は4日午後の記者説明で、協議について同時点で具体的な情報はないと述べていた。

原題:U.S. Demands China Slash Trade Gap, Reducing Odds of a Deal(抜粋)
U.S.-China Trade Talks End With Key Differences Still Unresolved

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