ポルノ女優への口止め料、払い戻したとトランプ氏認める-合法と主張

  • 従来は口止め料の認識を否定-ジュリアーニ氏弁護団入りで話が一転
  • 「セレブや富裕層の間ではよくある」決着方法とトランプ氏ツイート

Adult film star Stormy Daniels leaves federal court in New York, U.S., on Monday, April 16, 2018. 

Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

トランプ米大統領は3日、ポルノ女優「ストーミー・ダニエルズ」として知られるステファニー・クリフォードさんへの口止め料13万ドル(現在のレートで約1420万円)を、立て替えていた弁護士に月ごとの報酬という形で払い戻したと明らかにした。自身との性的な関係があったと主張する「言いがかりと脅し」を止めるためだったと説明。大統領はこれまで、2016年の大統領選挙期間中に口止め料が支払われたことについて、知らないと発言していた。

  クリフォードさんへの支払いはトランプ氏の弁護士を長年務めたマイケル・コーエン氏が行い、コーエン氏は支払いの事実を認めていた。この行為は選挙資金法に違反するとの疑惑も浮上しているが、トランプ氏は3日にツイッターで、「選挙運動とは一切関係がない」と主張。この種の決着の付け方は「セレブや富裕層の間ではよくあること」だと続けてツイートした。

  これらのツイートは、支払いの認識を否定するトランプ氏の過去の発言だけでなく、トランプ氏から返金はなく同氏への忠誠心から自発的に負担したとするコーエン氏側の説明とも矛盾する。

  トランプ氏の弁護団に最近加わったジュリアーニ元ニューヨーク市長もトランプ氏と同様、選挙資金が支払いに使われたわけではないため選挙資金法への違反はないとの立場だ。だが同法は、選挙結果に影響を及ぼすことを目的に候補者に資金を貸し出すことを禁じており、コーエン氏のケースはこれに抵触する可能性があるとの意見もある。連邦捜査局(FBI)はクリフォードさんへの支払いを含め、コーエン氏の事業について捜査を進めている。

原題:Trump Admits Repaying Stormy Daniels Hush Money, Says It’s Legal(抜粋)

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