グロース氏:米国債市場、年内は「冬眠中のベア相場」続く見通し

Bill Gross, co-founder of Pacific Investment Management Co.

Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

債券投資家として著名な資産家ビル・グロース氏が正しければ、米債券市場の今年の盛り上がりはほぼ終了し、ここから大きな動きは期待できない。

  ジャナス・ヘンダーソン・グループでファンドマネジャーを務めるグロース氏は、米10年債利回りが3%を超えて大きく跳ね上がるとはみていない。ただ、米金融当局が段階的に金融政策を引き締める意向で、政府の国債増発が見込まれることから国債価格には下押し圧力が続くと予想する。

グロース氏が米国債市場に関する自身の見解を説明

出所:ブルームバーグ

  グロース氏はブルームバーグテレビジョンに対し、「米連邦準備制度の動きに米国債の供給が要因として加わり、米国債市場は緩やかに弱気な基調となるだろう」と発言。「年末にかけて、米10年債利回りは基本的に2.8%前後から3.1%ないし3.15%のレンジで推移すると予想している。いわば熊(弱気派を意味する)が冬眠しているような相場で、目を覚ましてはいるが実際にうなり声を上げるわけではない」と述べた。

原題:Bill Gross Says Not Much Growl Left in ‘Hibernating Bear Market’(抜粋)

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