テスラ:純現金収支の黒字化、7-12月に見込む-電話会議で株価下落

  • モデル3の週間生産台数、今後2カ月程度で5000台とする軌道上に
  • マスク氏は電話会議で具体的説明求める質問遮る-時間外で4.7%安

電気自動車メーカーの米テスラは2日、フリーキャッシュフロー(純現金収支)が今年7-12月(下期)に黒字に転じるとの見通しを示した。鍵を握るセダン「モデル3」の生産が前進する。

  テスラは株主宛ての書簡で、モデル3の週間生産台数を今後2カ月程度で5000台とする軌道上にあると説明。4月は3週連続で2000台を超えるペースでモデル3を生産したという。

  1-3月(第1四半期)の売上高は34億1000万ドル(約3750億円)と、アナリスト予想を上回った。フリーキャッシュフローは10億5000万ドルの赤字。赤字が10億ドルを超えるのは過去4四半期で3度目。アナリスト予想平均(約9億7800万ドル)よりもフリーキャッシュフローの赤字幅は大きくなった。

  テスラの3月末時点の手元資金は26億7000万ドル。昨年末の33億7000万ドルから減少した。1-3月の1株損益は3.35ドルの赤字だったが、アナリスト予想よりも赤字幅は小さかった。

  テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1-3月決算を受けた電話会議で、具体的な説明を求めるアナリスト数人の質問にいら立ち、途中で質問を遮る場面があった。テスラの書簡を好感し、2日の通常取引後の時間外取引で同社株は当初値上がりしたが、電話会議が始まると下げに転じ、その後も下落幅が拡大した。ニューヨーク時間午後7時5分(日本時間3日午前8時5分)現在、4.7%安の287ドル。

Tesla's Cash Flow

The electric-car maker went through more than $1 billion again in the first quarter

Source: Company filings, Bloomberg data

原題:Tesla Sees End to Cash-Burning Era as Model 3 Gains Traction (1)、Musk Rejects ‘Boring’ Analysts After Tesla Burns $1 Billion More(抜粋)

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