ヤム・ブランズ株、2015年以来の大幅安-既存店売上高が予想下回る

ヤム・ブランズが2日発表した1-3月(第1四半期)決算は、傘下の「KFC」や「ピザハット」がファストフード業界の激しい値引き競争で苦戦していることを浮き彫りにした。

  同社の1-3月既存店売上高は市場予想を下回った。価格志向のファストフード客はマクドナルドやバーガーキングなど同業他社に流れている。2日の米市場でヤムの株価は下落、一時はここ2年半で最大の下げとなった。 

  1-3月決算では、タコベルの客に人気の1ドルメニュー、ナチョスフライの投入が利ざやを圧迫した。競争があるため、景気が好転していてもヤムは簡単には低価格メニューをやめられない状況だと、ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジェニファー・バータシュス氏は指摘する。

  1-3月の既存店売上高は全社ベースで1%増加し、アナリスト予想(2%増)に届かなかった。ヤムの株価は一時、前日比5.9%安となった。

  一部項目を除く調整後1株利益は90セントで、アナリスト予想(68セント)を上回った。売上高もアナリスト予想より高い13億7000万ドルだった。

  一方、KFCとピザ・ハットの既存店売上高の伸びは市場予想を下回り、タコベルも1%増と前期(2%増)から減速した。ヤムの米市場での成長をけん引してきたタコベルでは、ブライアン・ニコル最高経営責任者(CEO)が最近、競合チポトレ・メキシカン・グリルに引き抜かれた。

原題:Yum Drops the Most Since 2015 After Sales Growth Falls Short(抜粋)

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