Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

世界経済の減速は抑制的と示唆、ゴールドマンの成長率トラッカー

  • 1-3月は先進国が弱め、新興国は持ち直しのもよう-ゴールドマン
  • 一過性の要因も影響-4~6月は米国を中心に回復見込む
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

世界経済の成長率鈍化は抑制されたものにとどまっているようだ。ゴールドマン・サックス・グループの成長率トラッカーが示した。

  ゴールドマンは世界の実質国内総生産(GDP)の指数を作成。月次の指標を使って情報のフローを評価し、まだ発表されていない成長データの「ナウキャスト」を算出している。

  ジャン・ハッチウス氏率いるゴールドマンのエコノミストチームはリポートで、1-3月(第1四半期)のデータは先進国と新興国の経済動向の相違を示唆していると指摘。

  ゴールドマンのエコノミストらは、「先進国は弱めの四半期になったもようだが、新興国では1-3月の実質GDP成長率が比較的低迷した昨年10-12月(第4四半期)から持ち直したとみられる」と分析。「このため、世界のGDP成長率の鈍化は抑制されたものとなりそうで、GDPは年率ベースで4.1%で推移している」と記した。

  ゴールドマンは、悪天候や中国の春節(旧正月)連休に関連したボラティリティーなど一過性のネガティブ要因による影響を最新のデータが受けたと指摘。「従って、4-6月(第2四半期)のGDP成長率は米国を中心に回復するとわれわれは見込んでおり、世界の2018年の実質GDP成長率は4.1%になると引き続き予想している」と説明した。

原題:Goldman Sachs Growth Tracker Shows Global Slowdown Is Contained(抜粋)

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