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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

アップル、スマホ減速への耐性高まる-サービス戦略奏功

  • デバイス基盤を通じ幅広いサービス提供するクック氏の戦略が奏功
  • アイフォーン動向に関係なく増収を維持する能力示す-ダリヤナニ氏
Apple Inc. iPhone X smartphones sit on a counter during the sales launch at a store in New York, U.S., on Friday, Nov. 3, 2017. The $1,000 price tag on Apple Inc.'s new iPhone X didn't deter throngs of enthusiasts around the world who waited -- sometimes overnight -- in long lines with no guarantee they would walk out of the store with one of the coveted devices.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

アップルが1日発表した1-3月(第2四半期)決算は、スマートフォン業界の2桁成長の時期は過ぎたものの、ティム・クック最高経営責任者(CEO)がこうした減速に耐える計画を持っていることを裏付けた。

  決算発表後の時間外取引でアップルの株価は上昇。同社が発表した「iPhone(アイフォーン)」販売台数はアナリスト予想とほぼ一致したほか、強気の売上高見通しを示し、サービス事業の拡大も明確になった。1000億ドル(約11兆円)相当の新規自社株買い計画と増配も好材料だった。

  こうした要因は13億台余りのアップル機器の基盤を通じて幅広いサービスを提供するというクックCEOの戦略が奏功していることを示している。ストラテジー・アナリティクスによると、スマホセクターではこの1年で出荷が2%減っており、アップルはなお売上高の60%超を占めるデバイスへの依存から脱却する必要がある。

  RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、アミット・ダリヤナニ氏は調査リポートで、アップルに関して「ゆっくりだが確実に、アイフォーンだけではない形態へと変わりつつある。アイフォーン動向に関係なく売上高の伸びを維持する能力を示している」と評価した。

  1-3月のサービス収入は前年同期比31%増の92億ドルと過去最高になった。クックCEOは「アップストア」や「アップルミュージック」「アイクラウド」「アップルペイ」の売り上げが軒並みこれまでで最高だったと説明。アップルはオリジナルビデオやニュース購読サービスでこうした分野を拡大しつつある。

  こうしたリカーリング型の新たな収入源のおかげで、アップルにとってはスマホ業界の動向との関連性が薄れてきている。一部のアイフォーンサプライヤーやメーカーがこの数週間で発表した決算は期待外れだったため、アップル決算を巡る懸念が広がっていたが、こうした企業はアップルのサービス事業の拡大による恩恵を受けづらくなっている。

原題:Apple Earnings Show Growing Immunity to Smartphone Malaise (1)(抜粋)

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