債券ETFは「人気者か嫌われ者」か-専門家はリスクを意識

  • 「大量破壊兵器」、マルクス主義よりも好ましくないとの批判も
  • 資産の規模は小さいものの、出来高は大きい-マクレーン氏

上場投資信託(ETF)ほど投資家の見方が分かれている金融商品は珍しい 。

  ETFは低コストや使い勝手の良さで個人投資家の人気を集める一方、プロの資産運用者の中にはETF を「大量破壊兵器」と呼び、社会にとってマルクス主義よりも好ましくないと批判する者さえいる。
 
  今週ビバリーヒルズで開かれたミルケン研究所世界会議でも、レバレッジドローンETF、原資産価格に与える債券ファンドの影響、債券のボラティリティ-への影響に懸念が集中した。ブラックロックが昨年リポートで示したように、ETF資産は債券市場全体のわずか1%にすぎないが、同資産が拡大し、クレジットブームの終焉(しゅうえん)を一部アナリストが予想する今、懸念にますます注目が集まっている。

アクティブ投資か、パッシブ投資か-QuickTake
              

Bond Bonanza

Debt ETFs have boomed, more than doubling assets over the last five years

*As of April 30

  ダイヤモンド・ヒル・キャピタル・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジョン・マクレーン氏は「資産の規模は小さいが、出来高は市場の大きな部分を占めており、市場は今のところほとんどが一方通行だ」と指摘し、「もっと大きな調整が起きたら、どうなるだろうか」と問い掛けた。同社の運用資産は3月31日時点で220億ドル(約2兆4000億円)。

  ブルームバーグが集計したデータによると、債券ETFの資産は米国で6000億ドルを超え、5年前から倍増した。

原題:‘Hero or Villain’ Bond ETF Debate Rages on the Milken Sidelines(抜粋)

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