トランプ政権:米中貿易摩擦解消の過度の期待にくぎを刺す-訪中控え

  • これは非常に大きな難問だとライトハイザーUSTR代表
  • ムニューシン、クドロー、ナバロ、ロス各氏も今週訪中

米政府高官らの代表団が今週北京を訪れる準備を進める中、トランプ米政権は1日、中国との貿易問題の早期打開に期待し過ぎないようくぎを刺した。

  ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は、ワシントンの米商工会議所でのイベントで、「これは非常に大きな難問だ。向こうの制度は非常に異なり、正直なところ、恐らく中国にとって非常によく機能している制度だ」と述べた上で、「われわれにとってはあまりうまく機能していない」と指摘した。

  同代表はまた、米中両国は「今後1年間、長期的にどう取り組むかを検討」するかもしれないと発言。「最終的には双方の間で取り組みや管理の仕方が分かるだろう。現在われわれはその初期段階にある」と語った。

  訪中団のメンバーはライトハイザー氏のほか、ムニューシン財務長官、クドロー国家経済会議(NEC)委員長、ナバロ国家通商会議(NTC)委員長、ロス商務長官。会合は3日から始まり、週末までに帰国する予定。

  ロス商務長官はCNBCとのインタビューで、中国訪問が「満足いくものでなかった場合」、予定より早く帰国する可能性があると説明。「実際に会談の場に行かないとどうなるか分からず」、予断を許さないとしながらも、「多少の望みがあると思わなかったら、わざわざ中国まで出向かない」と述べた。

原題:U.S. Downplays Prospects of Breakthrough in China Trade Meetings(抜粋)

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