アップル、決算でXの問題確認か-4-6月はiPhone販売減の見通し

  • アナリストらはアイフォーン販売予想を下方修正
  • 1-3月アイフォーン販売は2%増、4-6月は5%減の見込み
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

アップルが5月1日に発表する1-3月(第2四半期)決算は、大半の投資家がようやく受け入れた事実を確認する内容になりそうだ。それは、同社で最も重要な製品である「iPhone(アイフォーン)X(テン)」が多大な期待に応えていないということだ。また決算では、同社の最も重要な商品に関する次の戦略の手掛かりも得られる見通し。

  GBHインサイツのダニエル・アイブス氏らアナリストはアイフォーン販売予想を引き下げた。アップル株は先週末までの2週間で約8%下落していた。

  ただ、4月30日の米株式市場でアップル株は若干値を戻した。一時は3%高と3月29日以来の大幅な上げとなり、1.8%高で引けた。RBCのアナリスト、アミット・ダリヤナニ氏は「投資家の否定的見方は行き過ぎの公算が大きい」と指摘した。

  投資家にとって楽観要因は、アップルのサービスの力強い成長潜在力や、資本還元プログラム強化の可能性だ。モルガン・スタンレーは、アップルが2020年までに同プログラムの規模を1500億ドル(約16兆4000億円)拡大して4500億ドルとし、四半期配当を1株当たり63セントから94.5セントに引き上げるとの予想を示した。

  アップルのアイフォーン事業を巡る懸念が最近高まっていたのは、サプライヤーが高級機種の需要鈍化を明らかにしたためだ。また、中国では一部の消費者が高価格のアイフォーンを敬遠し、国内メーカーのOppo(オッポ)やVivo(ビボ)に市場シェアを奪われている。

  ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均によると、アップルの1-3月期のアイフォーン販売台数は前年同期比2%増にとどまったと見込まれている。4-6月(第3四半期)の販売台数は同5%減となる見通し。

原題:Apple Results to Show IPhone X Problem and Plan to Fix It (2)(抜粋)

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