新興国市場は米国の景気下降を乗り切れる-ソシエテ・ジェネラル

損失を伴う困難な1カ月を経験した運用担当者は、不安に駆られて新興国市場への投資から手を引く前に考え直すべきだ。

  新興国は過去に比べてグローバルな景気下降をうまく乗り切れる状況にあるとソシエテ・ジェネラルの金利・クロスアセット担当ストラテジスト、ブルーノ・ブレイジンハ氏がインタビューで指摘した。来年あるいは2020年初めに米国がリセッション(景気後退)に陥っても、10年前の世界的な金融危機に比べれば影響は恐らく小さく、新興国市場のファンダメンタルズは中国の成長に支えられ、はるかに力強いと同氏は分析した。

  新興国市場への「大幅な投資配分」を勧める同氏は、「それは米景気が減速しても新興国市場は強さを維持するという昔からのデカップリングのシナリオだ。07年に取り沙汰されたが、あまり機能しなかった」と述べた。

  ブレイジンハ氏は、新興国市場株が米国株をアウトパフォームすると予想し、マレーシアとタイ、インドネシア、韓国が魅力的に映るとした上で、南アフリカとロシアの債券も選好。大統領選を控えたブラジルとメキシコについても、魅力的なエントリーポイントになる可能性があると見方を示した。

原題:Societe Generale Says Emerging Markets Can Survive U.S. Downturn(抜粋)

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