パナソニック、米子会社の贈賄調査巡り当局と決着-300億円支払いへ

  • 航空機向け娯楽システムを手掛けるアビオニクスを当局が調査
  • アビオニクス幹部、コンサルタントへの報酬支払いを不正に隠す

 Panasonic Corp

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

パナソニックは、贈賄などの疑いで調査・捜査を受けていた航空機向け娯楽システムを手掛ける米子会社パナソニックアビオニクスを巡り、米当局へ和解金約2億8000万ドル(約300億円)を支払うことで決着したと発表した。

  4月30日の発表文書によると、パナソニックは不当に得たとされる利益1億4300万ドルを米証券取引委員会(SEC)に支払うほか、アビオニクス(カリフォルニア州レークフォレスト)が連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)の会計規則違反で制裁金約1億3700万ドルを司法省に支払う。アビオニクスの複数の幹部は、中東やアジアのコンサルタントの一部がアビオニクスのためにほとんど、あるいは全く働いていなかったにもかかわらず報酬が支払われたことを隠蔽(いんぺい)していたという。

  首都ワシントンの連邦地裁に当局の調査情報が提出され、アビオニクスは訴追延期合意(DPA)期間に入った。

  アビオニクスの中野英夫社長は発表文で、「当社はここ数年間、コンプライアンス(法令順守)プログラムと内部統制を強化するため広範な措置を講じてきた。進捗(しんちょく)状況を評価する独立したコンプライアンスモニターの設置を歓迎している」と述べた。

原題:Panasonic to Pay $280 Million to End U.S. Corruption Probe (2)(抜粋)

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